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新編秋田弁講座文法篇第62課:数量表現

文法篇第62課:数量表現

 皆さん、こんばんは。

 

 

 齶田浦蝦夷です。

 

 

 お久しぶりですね。

 

 

 二週間ぶりです。

 

 

 今回は、秋田弁の数量表現について勉強します。

 

 

 では、どうぞ。

文法

 

 

1.秋田弁の数量表現

原則:秋田弁の数量表現は、原則標準語を秋田弁風に訛らせるだけでいい。

秋田弁

標準語

例①

一[い]

一[い]

例②

六[ろ]

六[ろ]

例③

七[なな/し]

七[なな/し]

例④

八[は]

八[は]

例⑤

三十六[さんじゅーろ]

三十六[さんじゅうろ]

例⑥

一個[いっこ]

一個[いっこ]

例⑦

二十[にじゅー]枚

二十[にじゅう]枚

例⑧

五十分[ごじっぷん]

五十分[ごじっぷん]

例⑨

四[よん/し]

四[よん/し]

例⑩

九[きゅー/く]

九[きゅう/く]

例⑪

十九[じゅーく/じゅーきゅー] く/きゅーが清音

十九[じゅうく/じゅうきゅう]

:じゅー/じゅ-ゅー ぐ/ぎゅーが濁音

例⑫

五十五[ごじゅーご] 「ご」が濁音

五十五[ごじゅうご]

:ごじゅーこ゚ 「ご」が鼻濁音。

 

説明

1.例①~⑤は、秋田弁風に訛った結果、「いぢ」「ろぐ」「しぢ」「はぢ」と訛った例。

2.例⑥~⑩は、秋田弁風に訛っても結局標準語と変わらない例として挙げている。

3.例③、⑧~⑨の通り、「四」「七」「九」等は、標準語同様に複数の読み方がある。こういう複数の読み方がある点もなんら標準語と変わらず、単に秋田弁風に訛らせただけである。そういう例として挙げた。

4.なお、例⑩・⑪について:「十一」「二十五」…「九十九」のように、「〇十一~九」と言う時は、「〇十-一~九」という、「-」で示したようなごくごく微かな区切りがある。その結果、「〇十」-「一~九」で発音が区切られ、十九は「誤」のように濁音化せず、五十五も「誤」のように鼻音化して「ごじゅんこ゚」のようには発音されなくなるわけである。(「ごじゅーこ゚」と鼻音化した場合、実質「ーンこ゚」という音だから「んこ゚」と聞こえるようになる。)

5.上記のような発音上の区切りがあるのは、要は「〇十-一~九」は、「〇十」と「九」の複合語として意識されているからであろう。

 

例外:①「一[いぢ]/六[ろぐ]/八[はぢ]/+羽」→秋田弁では、「いっぱ/ろっぱ/はっぱ」。

秋田弁

標準語

例文①

一羽[いっぱ]も見ねぁぐなった。

雀を一羽も見なくなった。

例文②

八羽[はっぱ]いる。

鶏が八羽いる。

例文③

六羽[ろっぱ]のからす

六羽のからす

 

例外:②数え言葉「ひとつ、ふたつ…」は、以下のようになる。

秋田弁

標準語

例①

一[ひと]っつ

一つ

例②

二[ふた]っつ

二つ

例③

三[み]っつ

三つ

例④

四[よ]っつ

四つ

例⑤

五[いづ]っつ

五つ

例⑥

六[む]っつ

六つ

例⑦

七[なな]っつ

七つ

例⑧

八[や]っつ

八つ

例⑨

九[こごの]っつ

九つ

例⑩

十[とー]

 

補足:「(作業等を)〇人」→「〇人[にん]して」と言う。「みんなで」は「んなして」

秋田弁

標準語

例文①

一人[ひとり]してやるより、

皆[んな]してやった方はえぁ。

一人やるより、

みんなやった方が早い。

例文②

これンだば三四人[さんよにん]してンだば大変だべ。

これは三四人では大変だろう。

例文③

情げねぁして二人[ふたり]して泣だ。

情けなくて二人泣いた。

例文④

これ一人[ひとり]二人[ふたり]して

やるにもんだがや?

これは一人二人できるものかよ?

 

説明

1.「〇人で~する」という時の「で」のこと。これを秋田弁では「して」で表現する。

注意:「一人で大丈夫」の「で」等は、述語が動作じゃないので「して」は使えない

2.なお、秋田弁の「皆」は、「んな」と当テキストでは読ませている。

3.人数も標準語を秋田弁風に訛らせただけ一人[ひとり]二人[ふたり]だけが特別な読み方で、後は「さんにん」「よにん」「ごにん」「ろにん」「ななにん」「はにん」等等。

 

2.秋田弁の日付表現

原則:標準語のそれを、ただ秋田弁風に訛らせればいい。

秋田弁

標準語

例①

一日[ついだぢ]

一日

例②

二日[ふつか]

二日

例③

三日[みっか]

三日

例④

四日[よっか]

四日

例⑤

五日[いつか]

五日

例⑥

六日[むい]

六日

例⑦

七日[なのが]

七日

例⑧

八日[よー]

八日

例⑨

九日[こ]

九日

例⑩

十日[とー]

十日

例⑪

二十日[はつか]

二十日

例⑫

十一日[じゅー-い]

十一日

例⑬

十二日[じゅー-にに]

十二日

例⑭

十三日[じゅー-さんに]

十三日

例⑮

十四日[じゅー-よっか/じゅー-よんに]

十四日

例⑯

十五日[じゅー-ごに]

十五日

例⑰

十六日[じゅー-ろ]

十六日

例⑱

十七日[じゅー-ななに/じゅー-し]

十七日

例⑲

十八日[じゅー-は]

十八日

例⑳

十九日[じゅー-くに/じゅー-きゅーに]

十九日

例㉑

二十一日[にじゅー-い]

二十一日

例㉒

二十二日[にじゅー-にに]

二十二日

例㉓

二十三日[にじゅー-さんに]

二十三日

例㉔

二十四日[にじゅー-よっか/にじゅー-よんに]

二十四日

例㉕

二十五日[にじゅー-ごに]

二十五日

例㉖

二十六日[にじゅー-ろ]

二十六日

例㉗

二十七日[にじゅー-ななに/にじゅー-し]

二十七日

例㉘

二十八日[にじゅー-は]

二十八日

例㉙

二十九日[にじゅー-くに/にじゅー-きゅーに]

二十九日

例㉚

三十日[さんじゅー-に]

三十日

例㉛

三十一日[さんじゅー-い]

三十一日

 

説明

1.一応全部載せてはみたが、要は標準語を秋田弁風に訛らせただけである(秋田弁化のやり方さえ覚えていれば一々暗記しなくても導き出せる)。ハイフン「-」は発音の区切りを表す参考までに付けてみた

2.赤字は秋田弁風に訛った結果、発音が標準語と違うようになった箇所。赤字は全部濁音になっているのがわかるだろう。

3.例①~⑪の通り、「一日~十日」と「二十日」を特別な読み方をする点も標準語と変わらない。

4.なお、(二)十九日等が「(に)じゅーゅーにぢ」「(に)じゅーにぢ」とならないことについては、本課の最初の「1.秋田弁の数量表現」の説明のところで述べた通り。つまり、発音の区切りが「(二)十-九日」だからである。「(二)十五日」が「(に)じゅーこ゚にぢ」にならないのも同じ理由である。つまり区切りが「(二)十-五日」となっているため。

 

日付表現の例外

①「(話題にしている/なっている月・週の)~[数字]日」→「~日の日」と言う。

秋田弁

標準語

例文①

ん前ぁ来週の十五日の日休みンだが?

君、来週の十五日休みか?

例文②

ん前ぁ十二日の日暇ンだが?

君、(今月の)十二日は暇か?

例文③

先月の三十日の日ってば休みンであったべ?

先月の三十日は休みだったろう?

 

説明

1.「毎月の~日」のような普遍的な話でもなく、「○月×日」のようなきっかりした日付を言うわけでもなく、単に今話題に上がっているその月・週の「~日」を言い表したい時は、「~日の日」と言う習慣がある。

2.日常会話では、普遍的な話やきっかりした日付など普通言わないので、実態としてはこの「~日の日」という表現が多用されている

 

②「(話題にしている/なっている週の)~曜日」→「~曜日の日」と言う。

秋田弁

標準語

例文①

わい、火曜日の日仕事ンであった。

うわ、(今週の)火曜日仕事だった。

例文②

ん前ぁ来週の月曜日の日暇あるが?

来週の月曜日暇あるかい?

例文③

水曜日の日もし用事ねぁごったら、

どさがあすぶに行がねぁが?

(来月の初めの)水曜日もし用事がないなら、

どこかへ遊びに行ないか?

 

説明

1.「(今週の)火曜日」を「火曜日の日」と訳してあるが、別に「火曜日の日」は必ず今週の火曜日を指すわけではない。話者の話題となっている火曜日を指すに過ぎない。なので文脈によっては来週の火曜日であることも、来月の火曜日であることもありえる。「(来月の初めの)水曜日」を「水曜日の日」と訳した例も、同じように文脈によって如何様にも変わり得る。

2.これもさきほどの日付の時同様、普遍的な話(例:十三日の金曜日は不吉ンだらしや?)きっかりした曜日の話(例:普通、休日ってば土曜日ど日曜日のごどンだ。)でなく、今話題になっている曜日を言う表現である。

3.日常会話では今話題となっている曜日の話をするのが普通なので、実態としては「~曜日の日」が多用されている

 

参考

 言うまでもないが、「日~土曜日」も秋田弁では単に標準語を訛らせただけの言葉になる。

秋田弁

標準語

例①

日曜日[によーび]

日曜日

例②

月曜日[げよーび]

月曜日

例③

火曜日[かよーび/くゎよーび]

火曜日

例④

水曜日[すいよーび]

水曜日

例⑤

木曜日[もよーび]

木曜日

例⑥

金曜日[きんよーび]

金曜日

例⑦

土曜日[どよーび]

土曜日

 

説明

1.赤字は秋田弁化によって発音が変わる所。火曜日は、人によっては「くゎ」という古い発音で言うこともある。

2.「よーび」の部分の発音は、表記のルール上「ン」を付けてないために分かり辛いだろうが、秋田弁では実質「よーンび」と発音されるため、実態としては「よんび」のように聞こえる。そこは一応覚えておこう。

 

会話

A:わい、見れ。かーさん。白鳥飛んであってだは。一羽[いっぱ]二羽[にわ]三羽[さんわ]

訳:うわ、見ろ。母さん。白鳥が飛んでいる。一羽[いちわ]二羽[にわ]三羽[さんわ]

…わい、十八羽[じゅーはっぱ]も飛んであってだでぁは。いげぁいだもんだごど。

…うわ、十八羽[じゅうはちわ]も飛んでいるよ。多くいるものだなぁ。

B:あい、そんでぁにいっぺぁ飛んであってだってげぁ?どえ…あい、おどーさん。六羽[ろっぱ]

訳:あら、そんなにいっぱい飛んでいるってかい?どれ…もう、お父さん。六羽[ろくわ]

より飛んでねぁや?めぁもまだ大袈裟ンだごどいってー。

しか飛んでいないよ?お前ったら大袈裟なことを言ってー。

A:おや、なも、んでねぁー。おれ見だづぎンだばちゃんと十八羽[じゅーはっぱ]飛ん

訳:おや、いや、そうではないよ。私が見た時はちゃんと十八羽[じゅうはちわ]飛ん

あってあったあんだー。めぁ見るに遅せがら六羽[ろっぱ]よりいねぁ他の群れ見

回っていたんだよ。お前が見るのが遅いから六羽[ろくわ]しかいない他の群れを見

しまったあんだべー?なんーだでめぁもよぐ人さかンづげる人ンだごど。…しかし白鳥げぁ

しまったんだろう?まったくもうお前もよく人のせいにする人だなぁ。…それにしても白鳥かい

…あどそんだ時期なったあんだな。

…もうそんな時期になったんだね。

B:んだなー。今日ちょーンど十月二十日[はつか]ンだがら、十一月まンであど十日[とーが]

訳:そうだねぇ。今日はちょうど十月二十日[はつか]だから、十一月まであと十日[とおか]

ぐれぁげぁ?…はえぁもんだごど、冬なるに。

くらいかい?…早いものだなぁ、冬になるのが。

A:んだがらして。冬ってば大体十一月がら三月まンでンだものなー。…カ月げぁ。そ

訳:まったくだよ。冬といえば大体十一月から三月までだからねぇ。…カ月かい。そ

考えれば冬ってたいした長け゚ぁ季節ンだごど。

考えれば冬とはとても長い季節だなぁ。

B:ははは、まずな。つっても、同じ日本ンでいでも十一月ってばまンだ秋ンだでどご

訳:ははは、まぁね。とはいっても、同じ日本でも十一月といえばまだ秋だというところも

あるべ。雪降ねぁどごンだばまンだ十一月どご冬ってゆわねぁあんでねぁげぁ?

あるだろう。雪が降らないところはまだ十一月を冬とは言わないんじゃないかい?

A:んー、なんとンだあんだべな。おら秋田がら離えだごどねぁがらよその人がだなん

訳:うーん、どうなんだろうね。私は秋田から離れたことがないからよその人々がど

思ってだあんだがわがらねぁでぁは。…しかし十一月げぁ?…かー、十一月なに

思っているのかわからないよ。…それにしても十一月かい?…母さん、十一月はなにか

やりでぁごどどがあるが?

やりたいこととかあるか?

B:あい、とー、なにした、急に。

訳:あら、父さん、どうした、急に。

A:んー、なも、行ぎでぁどごあるごったら雪降って街ぁ道[けぁんど]混む前ぁに行っ

訳:うーん、いや、行きたいところがあるなら雪が降って街道が混む前に行っ

おだ方いがどもって。

おいた方がいいかと思って。

B:あー、そーゆーごどげぁ。…んだなー。どーせ行ぐごったら、温泉あるどさ行ぎでぁなー

:ああ、そういうことかい。…そうだねぇ。どうせ行くなら、温泉があるところへ行きたいねぇ。

つでってけるごったばどごンでもいったたって。

連れて行ってくれるならばどこでもいいけれども。

A:おや、んだが。へば来月の一日[ついだぢ]の日がら十日[とーが]の日ぐれぁまンで

訳:おや、そうか。じゃあ来月の一日[ついたち]から十日[とおか]くらいま

車ンであっちゃこっちゃ温泉巡りの旅にンでも行ぐげぁは?

車であっちへこっちへ温泉巡りの旅にでも行くかい?

B:あい、一日[ついだぢ]の日がら十日[とーが]の日まンでって、…めぁもまだずいぶん長け゚

訳:あら、一日[ついたち]から十日[とおか]までって、…お前ったらずいぶん長い

旅考えるねぁが。

旅を考えるじゃないか。

A:ははは、なも、別にいべ?時間だばいっぺぁあるし、銭[じぇん]っこも退職金あるもの。

訳:ははは、いや、別にいいだろう?時間はいっぱいあるし、お金も退職金があるからね。

二人して健康ンで一緒に旅行さ行ぐにいうぢ行げるンだげ行ったたって罰当だらね

二人で健康で[=二人とも健康で]一緒に旅行に行くことができるうち、行けるだけ行ったとしても罰は当たらな

べせぁ?…して、なんとする?一日[ついだぢ]の日がら二日[ふつか]三日[みっか]

だろう?…それで、どうする?一日[ついたち]から二日[ふつか]三日[みっか]

ぐれぁンだば近場の温泉回ってあって、四日[よっか]五日[いつか]の日ぐれぁが

くらいならば近場の温泉を回って歩いて、四日[よっか]五日[いつか]くらいか

だんだんに遠[と]ぎどさ行って、六日[むいが]の日、あーなも、六日[むいが]ンだばまン

だんだん遠いところへ行って、六日[むいか]、ああいや、六日[むいか]だとま

はえぁが、七日[なのが]の日八日[よーが]の日ぐれぁなったらこっちゃ少しず

早いか。七日[なのか]八日[ようか]くらいになったらこっちへ少しず

戻ってきて、九日[こごのが]の日十日[とーが]の日二日[ふつか]ぐれぁかげ

戻ってきて、九日[ここのか]十日[とおか]二日[ふつか]くらいかけ

家[え]さ戻るどが、そんだえんだあんべぁンでいが?

家に戻るとか、そのような感じでいいか?

B:あい、めぁもまだいっかけ゚んだ計画立でるもんだごど。旅行さ行ぐごったらまずちゃん

訳:もう、お前ったらいいかげんな計画を立てるものだなぁ。旅行に行くならまずちゃんと

どごさ泊まるが、どの街ぁ道[けぁんど]通ってあぐが、ちゃんと調べねぁばだめンだー。

どこに泊まるか、どの街道を通っていくか、ちゃんと調べなければいけないよ

だえそんだいっかけ゚んだ予定立でで旅行さ行ぐもんだって。

誰がそんないいかげんな予定を立てて旅行に行くものだというのだ。

A:ははは、なも、大まがにこんだえんだあんべぁンでなんとンだべがなーどもって。…まず

訳:ははは、いや、大まかにこのような感じでどうだろうかなぁと思って。…ま

いが。思案する時間だばなぼンでもあるし、まずあどンで一緒に考えるべ。

いいか。思案する[=あれこれ考える]時間はいくらでもあるし、とにかくあとで一緒に考えよう

B:あい、ほんとに旅行さ行ぐ気ンだあんだがや…。あっ、悪り、とーさん。電話かがっ

訳:もう、本当に旅行に行く気なのかねぇ…。あっ、すまない、父さん。電話がかかっ

きたがらまずその話あどにしてけれ。

きたからひとまずその話はあとにしてくれ。

A:ん?えー、わがった。

訳:うん?ええ、わかった。

B:あっ、もしもし、おばんです。藤原ンですーどーもー。…あい、なに、太郎げぁ

訳:あっ、もしもし、こんにちは。藤原ですどうも。…あら、え、太郎かい

しばらぐンであったごど。なにした?…。

ひさしぶりだなぁ。どうした?

A:(あー、こえンだば長け゚ぁ電話なりそーンだな…。)

訳:(ああ、これは長い電話になりそうだね…。)

(電話終わって)

A:かー、さきたの電話、太郎がらンであったあんだべ?なにしたど?

訳:母さん、さっきの電話、太郎からだったんだろう?どうしたって?

B:あい、なも、今年の十二月二十九日[にじゅーくにぢ]の日がら来年の一月三日[みっか]の

訳:あら、いえ、今年の十二月二十九日[にじゅうくにち]から来年の一月三日[みっか]

まンでこっちゃ帰るしゃべしてあったっけ。

までこっちへ帰るという話をしていたよ。

A:おや、十二月って、あえもまだ気ーはえぁあじンだごど。まンだ十一月にもなねぁあじ、

訳:おや、十二月って、あいつったら気が早いやつだなぁ。まだ十一月にもならないのに、

あど年越しの話してだなは?

もう年越しの話をしているの?

B:んだがらして。…だンどもとー、こえンだばめぁも悪りあんだや?

訳:まったくだよ。…だけど父さん、これはお前も悪いんだよ?

A:おや、なして?おえそんだはえぁぐ年越しの話へなのゆった覚えねぁや?なし

訳:おや、どうして?私はそんな早く年越しの話をしろなど言った覚えはないよ?どうし

おれさかンづげる?

私のせいにする?

B:あい、なも、…めぁいっつも太郎さ年越しいづ来るなンだ、秋子もつできてけるあんだが

訳:あら、いえ、…お前がいつも太郎に年越しはいつ来るのだ、秋子も連れてきてくれるの

どっておが騒く゚がらさっさど予定組んで休みもらうごどしたあんだどや。

と言って酷く騒ぐからさっさと予定を組んで休みをもらうことにしたんだそうだよ。

A:おや、んであったなげぁ。…して、秋子つでくるあんだが?

訳:おや、そうだったのかい。…それで、秋子は連れて来るのか?

B:あい、めぁまだ…まずいンどもよ?まず、んだな。今年ンだば秋子どごもつでくるえんだ

訳:もう、お前ったら…まぁいいけどよ?まぁ、そうだね。今年は秋子(を)も連れて来るよう

しゃべしてあった。

話をしていた。

A:おや、んだが。せばいがった。はー、楽しみンだごど。しばーらぐ会ってねぁがったものなー

訳:おや、そうか。じゃあよかった。はぁ、楽しみだなぁ。しばらく会っていなかったからね

あの子今なんぼなったっけが?たしか生まえだな、十二年ぐれぁ前ぁンであったがら

あの子は今いくつになったっけっか?たしか生まれたのは、十二年くらい前だったから

一[ひと]っつ、二[ふた]っつ、三[み]っつ、四[よ]っつ、五[いづ]っつ、六[む]っつ、七[なな]っつ

一[ひと]つ、二[ふた]つ、三[みっ]つ、四[よっ]つ、五[いつ]つ、六[む]つ、七[なな]

八[や]っつ、九[こごの]っつ、十[とー]、十一[じゅーいぢ]、十二[じゅーに]…あっ、

八[やっ]つ、九[ここの]つ、十[とお]、十一[じゅういち]、十二[じゅうに]…あっ

今年ンで十三[じゅーさん](※)げぁ?

今年で十三歳かい?

B:あい、待で、とー。生まえだな十二年前ちゅったあじなして今年十三[じゅーさん]

訳:もう、待ちなさい、父さん。生まれたのが十二年前って言ったのにどうして今年十三歳

でごどあるって?

ということがあるというのだ?

A:おや、なにが間違ったが?生まえだづぎ一[ひと]っつンで、そっから十二[じゅーに]足せば…

訳:おや、なにか間違ったか?生まれた時が一歳で、そこから十二を足せば…。

B:あい、待でって。なして生まえだづぎあど一[ひと]っつなってだって?生まえだづぎンだ

訳:もう、待ちなさいってば。どうして生まれた時にもう一歳になっているというのだ?生まれた時

まンだぜろ歳[さい]ンだべー?

まだぜろ歳だろう?

A:…あっ、悪り、かー。数えンでとし数えでしまった。

訳:…あっ、すまない、母さん。数えでとしを数えてしまった。

B:数えって、めぁもまだ。めぁいづの時代に生まえで人のとし数え年[かぞえンどし]ン

訳:数えって、お前って人は。お前はいつの時代に生まれて人の年齢を数え年

数えでだな?あいーしかだねぁ。あまりほじねぁごどゆわねぁンでけれー。そーお

数えているの?まったくもう。あまり馬鹿なことを言わないでくれ。そうあまり

ばがっけンだ話してれば秋子かって笑わえるやー?

馬鹿な話をしていると秋に笑われるよ?

A:ははは、あの子にかって笑わえるごったらかえって嬉したってな、おえンだば。

訳:ははは、あの子に笑われるならかえって嬉しいけどね、私は。

B:あい、めぁンだばほんとに親馬鹿ならぬ孫馬鹿ンだごど。はー、まずいンどもよー、あえの

訳:もう、お前は本当に親馬鹿ならぬ孫馬鹿だなぁ。はぁ、まぁいいけどよぉ、あいつ

ごどなればばがっけなるなンだばいっつものごどンだものな。…しかしとーさん、旅行の

ことになれば馬鹿になるのはいつものことだからね。…それにしても父さん、旅行

話も秋子の話もまずいったたって、めぁ来週の火曜日の日金曜日の日の準備でぎでだ

話も秋子の話もまぁいいけれども、お前来週の火曜日金曜日の準備はできてい

あんだが?

のか?

A:えー?

訳:え?

B:火曜日の日金曜日の日の準備、あどでぎでだあんだがって。

訳:火曜日金曜日の準備、もうできているのかって言ったんだ。

A:おや、来週火曜日の日金曜日の日、なにが予定入[は]ってあったっけが?おれま

訳:おや、来週火曜日金曜日、なにか予定が入っていたっけっか?私った

水曜日の日木曜日の日に行ぐもんだどもってあったっけ。

水曜日木曜日に行くものだと思っていたが。

B:あい、なも、んでねぁー。火曜日金曜日ンだー。めぁちゃんと月剥[つぎは]き゚見れでぁは

訳:あら、いえ、違うよ。火曜日金曜日だよ。お前ちゃんと月剥ぎ[=カレンダー]を見ろよ

…ほら、月曜日ンでも水曜日ンでも木曜日ンでも土曜日ンでも日曜日ンでもねぁ。印[しるし]っ

…ほら、月曜日でも水曜日でも木曜日でも土曜日でも日曜日でもない。印

付でだな火曜日金曜日ンだべー?

付いているのは火曜日金曜日だろう?

A:おや、んだえんだな。さっさっ、おれまだてっきり水曜日の日木曜日の日二日[ふつか]

訳:おや、そのようだね。失敗したなぁ、私ったらてっきり水曜日木曜日二日

つもりンであったっけ、さっさっ、まだ勘違いしてしまったえんだは。

つもりだったが、失敗したなぁ、また勘違いをしてしまったようだ。

B:あいーしかだねぁごど。…ほんとに大丈夫ンだがや?そんだえんだあんべぁンで町内

訳:まったくもう。…本当に大丈夫かねぇ?そのような塩梅[あんばい]で[=そのような感じで]町内

人がだど一緒にキャンプなのすにいあんだがや?

人々と一緒にキャンプなどをすることができるのかねぇ?

A:なも、大丈夫ンだー。ちょっと日付忘ってだばりンだべー?準備するたって要るも

訳:いや、大丈夫だよ。ちょっと日付を忘れていただけだろう?準備するとしても要るもの

買うにあげばいンだげンだもの。なんも問題ねぁがべ。

買いに歩けばいいだけだからね。なにも問題はなかろう。

B:あい、んだすか?はー、なんだが心配ぁンだごど。最近のめぁどご見でれば。

訳:あら、そうですか?はぁ、なんだか心配だなぁ。最近のお前を見ていると。

※十三…「十三歳」の意味。いつか補遺で習うが、秋田弁では、「一歳~十歳」は、単に数え言葉のみを用いて「いとっつ[=一歳]」、「ふたっつ[=二歳]」…「とー[=十歳]」と言い、それ以降は漢数字を用いた「じゅーいぢ[=十一歳]」「じゅーに[=十二歳]」…「ひゃぐ[百歳]」などと言う。「歳」という言葉は普通用いないのである。強いて使いそうな場面があるとすれば「ぜろ歳」くらいなものだが、そもそも古老が「ぜろ」などという言葉を使うかが不明である。標準語ですら1歳未満の子供については、書類などの事務手続き上で「ぜろ歳」等と使う以外は、「ぜろ歳」というより「生まれてまだ〇か月なんです」などと言うのが普通だろう。秋田弁も普通の会話としてはそれと同じで、「まンだひとっつなねぁ。まンだ生まえで〇か月ぐれぁンだ。」のように言うのが自然ではないかと思う。今回の会話で「ぜろ歳」という言葉を使ったのは、文脈上の、年齢の数え方についての話題があったので、生まれたては一歳ではなくゼロ歳と表現するしかないのでそう表現したに過ぎない。また、この会話中の「ぜろ歳」は標準語からの借用と見てくれればよい。古老の話す伝統的な秋田弁ではそもそも「ぜろ」という概念自体がまず使われないからである。実際に使われる秋田弁の年齢は、現実的には、一歳以上百二十歳以下なので、「ひとっつ」「ふたっつ」…「とー」「じゅーいぢ」…「にじゅー」「にじゅーいぢ」…「さんじゅー」…「よんじゅー」…「ごじゅー」…「ろぐじゅー」…「ななじゅー」…「はぢじゅー」…「きゅーじゅー」…「ひゃぐ」「ひゃぐじゅーいぢ」…「ひゃぐじゅーきゅー/ひゃぐじゅーく」…「ひゃぐにじゅー」といった具合である。「きゅー」を「く」と言ったり、「なな」を「しぢ」と言ったりする個人差は、標準語と同じと考えてよい。

しめぁに

 以上で今週の秋田弁の勉強はおしまいです。

 

 

 では、また来週。へばまず。

関連ページ

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当サイトは、北東北の日本海側に位置する「秋田県」の方言「秋田弁」を勉強・学習したい人向けに設置するサイトです。いつか方言が見直される日に役立つサイトとなるよう努力していきたいと思います。
新編秋田弁講座文法篇第2課「物事/場所/方向代名詞および接尾語」
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新編秋田弁講座文法篇第3課:指示副詞・指示形容詞
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新編秋田弁講座文法篇第4課:形容詞「終止形の作り方」・「形容詞の活用」
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新編秋田弁講座文法篇第5課:形容動詞
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新編秋田弁講座文法篇第6課:五段活用動詞とイ音便・促音便・撥音便
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新編秋田弁講座文法篇第7課:上一段活用動詞・下一段活用動詞
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新編秋田弁講座文法篇:第8課「変格活用動詞」
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新編秋田弁講座文法篇第9課:動詞「いる」「やる」「ける」
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新編秋田弁講座文法篇第10課:助動詞①:指定「だ」
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新編秋田弁講座文法篇第11課:助動詞②:受動「れる」「られる」
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新編秋田弁講座文法篇第12課:助動詞③:使役「せる」「させる」
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新編秋田弁講座文法篇第13課:助動詞④:打消「ない」
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新編秋田弁講座文法篇第14課:助動詞⑤:希望「たい」
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新編秋田弁講座文法篇第15課:助動詞⑥:過去・完了「た」
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新編秋田弁講座文法篇文法篇第16課:助動詞⑦:推量①「だろう」
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新編秋田弁講座文法篇第17課:助動詞⑧:推量「らしい」
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新編秋田弁講座文法篇第18課:助動詞⑨:推量・比況「ようだ」
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新編秋田弁講座文法篇第19課:助動詞⑩:比況「のようだ」
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新編秋田弁講座文法篇第20課:助動詞⑪:比況「かのようだ」
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新編秋田弁講座文法篇第21課:助動詞⑫:断定・説明の助動詞「のだ」
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新編秋田弁講座文法篇第22課:助動詞⑬:断定・説明の助動詞「んだ」
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新編秋田弁講座文法篇第23課:助動詞⑭:推量「そうだ」
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新編秋田弁講座文法篇文法篇第24課:助動詞⑮:「っけ」「じゃない」
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新編秋田弁講座文法篇第25課:助動詞⑯:敬譲「す」
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新編秋田弁講座文法篇第26課:補助動詞・補助形容詞
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新編秋田弁講座文法篇第27課:可能表現①:能力可能
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新編秋田弁講座文法篇第28課:可能表現②:状況可能①
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新編秋田弁講座文法篇第29課:可能表現③:状況可能②
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新編秋田弁講座文法篇第30課:可能表現④:属性可能
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新編秋田弁講座文法篇第31課:動詞の将然形
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新編秋田弁講座文法篇第32課:擬声語・擬態語
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新編秋田弁講座文法篇第33課:格助詞①
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新編秋田弁講座文法篇第34課:格助詞②
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新編秋田弁講座文法篇第35課:格助詞③
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新編秋田弁講座文法篇第36課:格助詞④:引用の格助詞
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新編秋田弁講座文法篇第37課:副助詞①
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新編秋田弁講座文法篇第38課:副助詞②
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新編秋田弁講座文法篇第39課:格助詞と副助詞
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新編秋田弁講座文法篇第40課:接続助詞①
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新編秋田弁講座文法篇第41課:接続助詞②
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新編秋田弁講座文法篇第42課:終助詞①:「よ」
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新編秋田弁講座文法篇第43課:終助詞②:「ぞ」「ね」「なぁ」「もの」
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新編秋田弁講座文法篇第44課:終助詞③:「そうだ」「そうな」
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新編秋田弁講座文法篇第45課:終助詞④:「か」
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新編秋田弁講座文法篇第46課:終助詞⑤:「のか」
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新編秋田弁講座文法篇第47課:終助詞⑥:「かい」
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新編秋田弁講座文法篇第48課:終助詞⑦:「かな」
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新編秋田弁講座文法篇第49課:終助詞⑧:「かよ」
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新編秋田弁講座文法篇第50課:終助詞⑨:「よね」「のよね」
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新編秋田弁講座文法篇第51課:終助詞⑩:「ってば」
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新編秋田弁講座文法篇第52課:終助詞⑪:勢いを強める言葉
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新編秋田弁講座文法篇第53課:間投助詞
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新編秋田弁講座文法篇第54課:感動詞①:「感動」
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新編秋田弁講座文法篇第55課:感動詞②:「呼びかけ」「掛け声」
当秋田弁講座では、各課の最初に秋田弁の文法を説明し、末尾に秋田弁の会話の例文、それも結構な秋田弁の長文を例題として出していきます。
新編秋田弁講座文法篇第56課:感動詞③:「応答」
当秋田弁講座では、各課の最初に秋田弁の文法を説明し、末尾に秋田弁の会話の例文、それも結構な秋田弁の長文を例題として出していきます。
新編秋田弁講座文法篇第57課:感動詞④:「挨拶」
当秋田弁講座では、各課の最初に秋田弁の文法を説明し、末尾に秋田弁の会話の例文、それも結構な秋田弁の長文を例題として出していきます。
新編秋田弁講座文法篇第58課:特殊用言「んだ」
当秋田弁講座では、各課の最初に秋田弁の文法を説明し、末尾に秋田弁の会話の例文、それも結構な秋田弁の長文を例題として出していきます。
新編秋田弁講座文法篇第59課:接続詞
当秋田弁講座では、各課の最初に秋田弁の文法を説明し、末尾に秋田弁の会話の例文、それも結構な秋田弁の長文を例題として出していきます。
新編秋田弁講座文法篇第60課:名詞①
当秋田弁講座では、各課の最初に秋田弁の文法を説明し、末尾に秋田弁の会話の例文、それも結構な秋田弁の長文を例題として出していきます。
新編秋田弁講座文法篇第61課:名詞②
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