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秋田弁訛り練習帳

秋田弁訛り練習帳

 みなさん、こんばんは。

 

 今回からは、秋田弁訛りを練習する講座になります。練習課を含めて全6課→全5課(2017/6/17変更)ではありますが、タイトルとは裏腹に、多分秋田弁学習において一番小難しい、面倒な内容となりますので、やるにしても休み休みやることをおすすめします。

 

 

 

序の簡略版

 昔の秋田弁では、まゆげを「このけ゚」と言ったりと、かなり独自の言葉を使ってました。

 

 でも、標準語が浸透した現代の秋田においては、そういう昔ながらの方言の単語というのはすっかり使われなくなりました。

 

 代わりに標準語語彙を借用して、それを秋田弁風に訛らせるようになったのです。たとえば、「まゆげ」の場合だと「まゆンけ゚」と言うようになる、等といった感じに。

 

 だから現代の秋田弁の単語を覚えたいという場合には、特別に方言単語を覚えていく必要はありません(もうほとんど使われないから)。ただどうやって標準語語彙を秋田弁に取り入れていくのか、その方法だけ学べばよいのです。

 

 そんな事情で、本講座では、「標準語の単語→ブラックボックス→秋田弁の単語」の「ブラックボックス」に当たる部分を学んで、単語の秋田弁化をしっかりできるようになる訓練をするのです。

 秋田弁の語彙というのは、今ほど標準語が広がる前までは、非常に多くの独自の言葉が使われていた。

 

 たとえば、まゆげのことを「このけ゚」と言ったり、つららのことを「たろんぺ」と言ったり、田舎のことを「ぜぁこ゚」と言ったり、道や道路のことを「けぁンど」と言ったり、といった具合に、である。

 

 ただ、それら意思疎通が不可能なレベルの、方言の独自語彙が使われていたのも今は昔。テレビやインターネットを通して標準語が日本の隅々まで行き渡った現代においては、そういう秋田弁独自の語彙というものは廃れに廃れた。若い世代はもちろんのこと、昔そういった言葉を使っていたであろう80歳後半に差し掛かるお年寄りでさえ、そのような言葉を使うことはほとんどなくなってしまったのである。

 

 では、そんな使われなくなった語彙の代わりになっているものというのは一体なんなのか?言うまでもないかもしれないが、それは標準語である。

 

 ただし、それはただの標準語ではない。標準語を、秋田弁風に訛らせて言う標準語。それはたとえば、先の例にあてはめて言うならば、「まゆげ」は「まゆンけ゚」、「いなか」は「いなが」、「みち」は「みぢ」といった具合に変化した標準語である。

 

つまり、簡単に言うと、現代の秋田弁においては、単語は標準語から借用しつつも、その発音については秋田弁の規則にあてはめて魔改造していることが多々あるわけである。

 

 したがって、現代秋田弁をマスターしたいとなった場合、単語を一つ一つ覚えていくという作業は要らなくなっている。ただ、代わりとして、その単語をどうやって秋田弁風のものに変えるか、というところを勉強する必要があるわけである。

 

そんなわけで、本講座、秋田弁講座語彙生成篇では、標準語の単語を規則的に秋田弁の単語へと魔改造していく、そのやり方について学ぶ講座として、このたび開講することにした次第である。

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