秋田の方言(秋田弁)勉強・学習サイト

42.音韻変化

音韻変化

 みなさん、こんにちは。

 

 こちらでは、現代秋田弁の音韻変化について学習していきたいと思います。

現代秋田弁の音韻変化

 現代秋田弁の音韻変化は、用言以外にも色々あるので、こちらは音の変化毎に分類して説明していこうと思います。

 

1.「れ」が「え」になる音韻変化
①動詞のうち、終止形末尾が「-れる」となるもの→秋田市の秋田弁では「-える」となるのが普通。簡略すると「-れる」の「れ」→「え」。

この包丁切れね→この包丁切えね 疲れだ→疲えだ 流れる→流える
売れる薬→売える薬 枯れれば→枯えれば 別れれ!→別えれ!

説明:仮定形「-れれば」「-れれ」は、「-えれば」「-えれ」となります。間違っても「-ええば」「-ええ」などと言わないように気をつけましょう。
注意:能力可能表現の「-れる」には、このルールは当てはめられません。

○:自転車さ乗れる。 早いぇぐ起ぎられる。
×:自転車さ乗える。 早いぇぐ起ぎらえる。

「(物が)売れる/切れる/取れる」などは、能力可能表現ではなく、ただの自動詞です。それ故このルールに当てはめることができます。

 

②動詞のうち、終止形末尾が「-りる」となるもの→秋田市の秋田弁では「-える」となるのが普通。簡略すると「-りる」の「り」→「え」。

足りね→足えね 借りだ→借えだ 借りる→借える
降りる時→降える時期 足りれば→足えれば 降りろ→降えれ

説明:正確には、秋田弁では普通「-りる」→「-れる」となるのですが、①で習ったように、秋田市では「-れる」→「-える」となるので、結果的に「-りる」→(「-れる」)→「-える」で「-える」となるわけです。

 

③助動詞「-れる」「-られる」は、秋田市では「-える」「-らえる」となります。つまり、「-れる」「-られる」の「れ」→「え」。

書がれね→書がえね      見られね→見らえね
書がれだ→書がえだ      見られだ→見らえだ
書がれる(時)→書がえる(時期) 見られる→見らえる(時期)
書がれれば→書がえれば    見られれば→見らえれば
書がれれ→書がえれ      見られれ→見らえれ

説明:現代の秋田市の秋田弁では、「られね」→「らんね」とはなりませんので、そこは近代と混同しないよう注意してください。

 

④現代の秋田市の秋田弁では、代名詞の「れ」→「え」になります。

人代名詞:おれ→おえ あれ→あえ これ→こえ だれ
物代名詞:これ→こえ それ→そえ あれ→あえ どれ→どえ

 

2.「せ」が「へ」になる音韻変化
①動詞のうち、終止形の末尾が「-せる」のもの→秋田市の秋田弁では「-へる」となるのが普通です。要するに「-せる」の「せ」→「へ」。

寄せね→寄へね 任せで→任へで 見せる→見へる 乗せる時期→乗へる時期 寝せれば→寝へれば 任せろ→任へれ

 

②動詞のうち、仮定形が「-せば」となるもの→秋田市では「-へば」となる場合があります。これはそれほど頻繁には聞かれません。

例:外せば→外へば 放せば→放へば

 

③動詞のうち、命令形が「-せ」となるもの→秋田市では「-へ」となる場合があります。これもそれほど頻繁には聞かれません。

例:外せ→外へ 放せでぁ→放へでぁ

 

④サ変の仮定・命令形「-せば」「-せ」→秋田市で「-へば」「-へ」となることがあります。これは五分五分くらいの頻度で、結構聞かれますね。

例:せば→へば 我慢せば→我慢へば せ→へ 我慢せ→我慢へ

説明:秋田弁のサ変動詞の仮定形・命令形には、「すれ」「せ」の二つの形がありますが、「へ」になるのは、そのうちの「せ」の方です。

 

⑤使役の助動詞「-せる」「-らせる」→秋田市では普通「-へる」「-らへる」となる。要は「-せる」「-させる」の「-せ」→「-へ」。

歌わせね→歌わへね       考えらせね→考えらへね
歌わせた→歌わへだ       考えらせだ→考えらへだ
歌わせる(時期)→歌わへる(時期) 考えらせる(時期)→考えらへる(時期)
歌わせれば→歌わへれば     考えらせれば→考えらへれば
歌わせれ→歌わへれ       考えらせれ→考えらへれ

 

⑥接続詞「せば」→秋田市で「へば」。

せば大丈夫だあんだな?→へば大丈夫だあんだな?
せばまず、そーいうごどで。→へばまず、そーいうごどで。

 

⑦感動詞「せばなー」→秋田市で「へばなー」。

せばなー。→へばなー。

 

3.「る」が「っ」になる音韻変化
①「-る時期[じぎ]」→「-っ時期[じぎ]」となるのが普通です。

ごみ投げる時期→ごみ投げっ時期 家[え]でいる時期→家[え]でいっ時期

 

補足:「っ時期」に関しては、「っ」すら省略されることもよくあります。

ごみ投げる時期→ごみ投げ時期 家でいる時期→家でい時期

注意:「-る」の部分は動詞・助動詞の末尾です。「あるところに」などの「ある」が付いた時に「あっ時期」「あ時期」と言うかまでは断定できません。そもそも口語で「ある~」なんてほぼ使いませんし。使う場面に出くわしたことがないのでなんとも言えないのです。

 

②「-るどご」→「-っとご」となるのが普通です。

ごみ投げるどごもね。→ごみ投げっとごもね。
ちょーどバスさ乗るどごであった。→ちょーどバスさ乗っとごであった。

 

例外「死ぬどご」→「死んとご」となるのが普通。

風邪かって死ぬどごであった→風邪かって死んとごであった
病院より死ぬどごねものな、今。→病院より死んとごねものな、今。

説明:近代では「死んご」だったようですが、現代では清音「」で発音します。

 

③「~-るど思う」→「~-っと思う」となるのが普通です。

お前さ食ゎへるど思ってこしぇだあじ。
→お前さ食ゎへっと思ってこしぇだあじ。

 

④「~しようと…する」の意の「~-るどって」→「~-っとって」となるのが普通です。

お前さ食ゎへるどってこしぇだあじ。
→お前さ食ゎへっとってこしぇだあじ。

 

⑤まれにではありますが、「~るが」は、「~っか」となることがあります。

銭あるが?→全あっか?
よし。へばやってみるが。→よし。せばやってみっか。

 

⑥まれにではありますが、伝聞「~るど」→「~っと」となることがあります。

あれも来るど。→あれも来っと。
もー少し頑張ってみるどは。→もー少し頑張ってみっとは。

 

⑦まれではありますが、「~るども」→「~っとも」と言うことがあります。

あるにはあるども→あるにはあっとも
メモだばするども、多分忘れるや?→メモだばすっとも、多分忘れるや?

 

4.「ら」「る」が省略される音韻変化
①四段活用ラ行動詞の打消形「-らね」→「-ね」となるのが普通です。

取らね→取ね ならね→なね 登らね→登ね 乗らね→乗ね

説明:標準語の口語で、「取らない」→「取んない」、「ならない」→「なんない」となるのと同じですが、それが更に早まって「ん」が抜けたものと思われます。

 

例外:「知らね」「要らね」「分がらね」は、習慣的に「ら」は省略できない模様です。

○:知らね・要らね・分がらね
△:分がね(稀に聞く。)
×:知ね・要ね(聞かない。)

 

②禁止「-るな」→「-な」となることがよくあります。

もの盗るな→もの盗な もの投げるな→もの投げな 考えるな→考えな

説明:標準語口語で、「盗るな」→「盗んな」「投げるな」→「投げんな」などとなるのと同じです。やはり秋田弁は早口なので、結果的に「ん」が抜けたのでしょう。

 

③状況可能表現「-るに良」→「-に良」となるのが普通です。

こごの図書館だばもの食べるに良。→こごの図書館だばもの食べに良。
こごの家の庭広れがら沢山苗植えるに良がった。
→こごの家の庭広れがら沢山苗植えに良がった。

説明:近代秋田方言で、「るに良」→「んに良」となっていたところから見ると、これも「るに」→「んに」が早く言われるようになった結果なのでしょう。

 

④動作の目的「-るに(+行ぐ/来る等)」→「-に(+行ぐ/来る等)」となるのが普通です。

なにが食べるに行ぐがは?→なにが食べに行ぐがは?
忘れ物取るに家さ帰った。→忘れ物取に家さ帰った。

説明:これも近代秋田方言との比較で考えると、「るに」→「んに」→(早口になる)→「に」となったのでしょう。

 

5.撥音化色々
 撥音化とは、つまり発音が「ん」に変化する現象のことです。現代秋田弁としては、以下のようなものがあります。

 

①「~ものだ」→「~もんだ」となるのが普通です。

そーいうものだ→そーいうもんだ そんだごど言うものでね→そんだごど言うもんでね 良ー物[もの]だば買う。→良ー物[もん]だば買う。

説明:「~ものだ」の「だ」は指定の助動詞「だ」。よってその活用形たる「で」「であった」「だら」が付く時にもこのルールに従うことになります。

 

②終助詞「もの」+「な」の「~ものな」→「もんな」「おんな」とも。

あれだばまだ子供だものな。→あれだばまだ子供だもんな/子供だおんな。
秋田だば寒びものな。→秋田だば寒びもんな/寒びおんな。

説明:「おんな」と発音する際は、「ん」は普通きわめて短く発音され、ほとんど「おな」のように聞こえます。

 

③「なのって」→「なんて」と言うことの方が多い。

行ぐなのってだば俺ら言わねや?→行ぐなんてだば俺ら言わねや?
「んだべなー」なのって、笑ってあったもんだ。
→「んだべなー」なんて、笑ってあったもんだ。

 

6.指示語の音韻変化
①方角代名詞+さ→「さ」が「ゃ」になることが多々ある。

あっちさ行ぐ。→あっちゃ行ぐ。 こっちさ来い→こっちゃ来い。

説明:これは近代から続く現象ですね。

 

②場所代名詞「こご」「そご」「どご」+格助詞「に」「さ」「で」→「ご」がよく抜けます。

こごにね?→こにね? そごであったべ?→そであったべ? どごさやった?→どさやった?

説明:「あっこ」「あすこ」にはこういう変化はありません。まぁそもそも「ご」がないので当然と言えば当然ですね。
補足:なお、「どご」については、「どに」「どで」があるかは不明です。いえ、聞いたことがないもんですから。多分あると思いますけどね。

 

③場所代名詞「こご」「そご」「どご」+格助詞「がら」→「こっから」「そっから」「どっから」と言うのが普通です。

めどごがら来た?→めどっから来た? こごがらはさみ持ってげ。→こっからはさみ持ってげ。 そごがら始めるなが?→そっから始めるなが?

 

補足:不定疑問詞「どごさが」の省略
「どごさが」→「ご」を省いて、「どさが」と言うのがむしろ普通です。

どごさが行ぐあんだが?→どさが行ぐあんだが?
どごさがねもんだべが?→どさがねもんだべが?

注意:ちなみに(人や地域にもよるかもしれませんが)、「どごがさ」「どっかさ」という表現は、秋田市のお年寄りの秋田弁としては聞きません。

 

7.格助詞「の」の省略
①「名詞[人代名詞以外]+の+家」→「名詞+ね」となることが多い。

あっこの家→あっこ家[ね] こごの家→こご家[ね] 向がいの家→向[む]げ家[ね] 人の家→人家[ひとね] 太郎の家→太郎家[たろーね]

説明:「のえ」が詰まって「ね」の一音となったものと思われます。

 

補足:ちなみにこれは人代名詞以外ですが、人代名詞+家には以下のような特別な表現があります。

「私の家」→「俺家[おれえ]」「俺ら家[おらえ]」
「お前/君/あなたの家」→「貴方家[あだえ]」。

 

②「人代名詞+の+どご」→習慣的に「人代名詞+ど」と言います。

自称:俺のどご→俺ど 俺らのどご→俺らど
対称:ん前のどご→ん前ど お前のどご→お前ど めのどご→めど あだのどご→あだど

注意:同じ人代名詞でも「あれ」「これ」等といった他称には、このような省略の例は見られません。また、「俺がだのどご」「ん前がだのどご」などの「人代名詞+接尾語『がだ』のどご」も、やはりこのような省略はありません。

 

③「人代名詞+の+ほ[方]」→「人ほ」と言うことが多いです。

自称:私のほう、私のところ→俺ほ・俺らほ 
対称①:君のほう、君のところ→ん前ほ・お前ほ・めほ
対称②:あなたのほう、あなたのところ→あだほ

 

補足:ちなみに、この「ほ」は、標準語の「方[ほう]」の中でも、特に「方向」と「所属組織」を表す「方」です(以下の用例参照)。

①あなたのところではそうなの?私のところではそんな行事やってない。
→あだほでだばんだなげぁ?俺らほでだばそんだ行事やってね。
②私が君の方に手を伸ばしているのに、どうして君はそっちへ手を伸ばす?→俺らん前ほさ手伸べでるあじ、なしてん前そっちゃ手伸べる?

説明:標準語の「私の方が大きい」の「方」のような「比較」の意味を表したりはできないので注意しましょう。

 

参考:「人名詞+の+~」→「の」を省いて「人名詞+~」となることがたまにあります。

俺の部屋→俺部屋 ん前の父さん→ん前父さん 父さんの車→父さん車 おばあちゃんの方→おばーちゃんほ

 

 

 

おわりに

 以上にて、今回の現代秋田弁の勉強はおしまいです。

 

 それではみなさん、また今度。へばなー。

 

対応する近代秋田方言の記事:こちらとなります。

 

 

 

 

 

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